The soldier of special troops GRU, Russia.
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アント・ミニチュアズ(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:A. Semenov 設定:GRUの特殊部隊隊員 |
Soviet Airborne in Afganistan. 1979-89.
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アント・ミニチュアズ(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:P. Sapotcky 設定:アフガニスタン紛争の空挺部隊員 軍装:パナーマ帽、二色迷彩ツナギ(KLMK)、空挺リュック(RD-54)、56式7.62mm自動小銃弾匣袋、ベルト、水筒、編上靴、AK74S。 アフガニスタンでの勤務中に撮影されたスナップ写真で良く見かける・・・パナーマ帽にKLMK、編上靴を着用し、捕獲品の中国製胸掛式弾倉ポーチとRD-54を身につけた・・・姿を模型化したフィギュア。 アフガニスタンでのスナップ写真が出回る様になってから、こういったフィギュア商品の数も増えたが、細かい考証が結構雑で不満の残るキットが多い中、これは非常に良い。顔つきも良い感じだし(男前では無いので好みの分かれる所だろうが)、軍装も非常に細かい所まで良く再現されている。 惜しむべきは、付属するAK74Sがハンドガードに樹脂製部品を用いた後期型である点だが、TANK社などから出ている別売りのパーツを用いれば問題無いだろう。 (赤いお母さん) |
Soviet Army soldier 1960-80th.
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アント・ミニチュアズ(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:P. Sapotcky 設定:1960-'80年代のソ連軍兵士 軍装:1969年型兵用常勤野外服、親衛隊章、'73年式野戦装備('68年型鉄兜、'73年型サスペンダー、兵用ベルト、AK47/AKM用弾倉ポーチ、手榴弾ポーチ、スコップ、ポンチョ、А型/67年仕様ガスマスクケース)、兵用長靴、AKM、6Х4(M74)銃剣。 '69年型兵用常勤野外服と、'73年式の野外装備を身につけたソ連軍兵士のキットです。 商品名には1990-'80年代とありますが、正確には1973-'91年でしょうか。細部は違えども、ほぼ同型のサスペンダーが古くから使われていたので、'69-'91年としても使えるでしょう。またソ連崩壊後も旧ソ連各国の軍では使用され続けていた軍装なので、もう少し後年まで含まれるかも知れません。 1970年代から1990年代前半に至るまで、ソ連軍兵士の軍装としては最も一般的で標準的な姿でありながら、一部モデラーにスクラッチされた作品を目にする他は、キットに恵まれませんでした(プリミティブなキットとしては台湾のLO model、変則的な姿としてはゼブラノから出ていましたが)。スタンダード以上のクォリティで、最もスタンダードな姿をキット化したのは初めてと言えるでしょう。 最近、矢継ぎ早にリリースされるトランペッターの戦後ソ連軍AFVキットに合わせるに最適なフィギュアキットです。 (赤いお母さん) |
Soviet Army Officer 1960-80 th.
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アント・ミニチュアズ(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:P. Sapotcky 設定:1960-'70年代のソ連軍将校 軍装:将校用野外制帽、'69年型将校用野外服、親衛隊章、将校用技能賞、軍学校卒業章、将校用ベルト、マカロフ用ホルスター、マップケース、将校用長靴、マカロフ拳銃。 1969年規定、'73年規定で定められた尉官・准尉・長期勤務兵向けの将校用野外軍装を再現した世界初のフィギュアキットです。 この1969年に定められた将校用野外軍装は、1988年規定で、将校用略帽やアフガーンカを初めとする新式の軍服を用いたものに改められますが、それ以降も着用している姿を散見します。 1970-'80年代のソ連軍をテーマとする情景には欠かせないフィギュアと言えるでしょう。 なお、胸に各種徽章のモールドがあるのは感涙モノですが、肩章には何のモールドも無いので、追加工作か塗装で描き込むかする必要があります。 (赤いお母さん) |
Soviet Airborne officer in Prague. 1968.
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アント・ミニチュアズ(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:P. Sapotcky 設定:プラハ事件でのソ連空挺部隊将校 軍装:空挺ベレー帽(ペナント、帽章付き)、'59年型空挺用つなぎ服、親衛隊章、略綬、将校用ベルト、マカロフ用ホルスター、マップケース、将校用長靴、AKMs。 1968年、プラハに侵攻した際のソ連軍空挺部隊の将校を再現したキットです。 商品名では'68年のプラハに限定していますが、空挺ベレー帽とつなぎ服の組み合わせは、1967年から'80年代頃まで、閲兵式やパレード、演習などに広く用いられています(ただしプラハ侵攻以前の頃は、ベレー帽の色が木苺色でペナントが青色なのに注意)。 P. Sapotcky氏らしい派手さは無いものの、キチッとした造形です。 惜しむべきは、ベレー帽に付けられた制帽用帽章が空軍将校用では無く、1969年型の兵用に成っている事です(その様な帽章に見える写真もあるのですが・・・むむむ)。 それと右胸に親衛隊章、左胸に略綬がモールドされているのですが、どうせなら空挺降下章や将校用特技章、軍学校卒業章などの徽章類も欲しい所です。また、肩章には何のモールドも無いので、追加工作か塗装で描き込むかする必要があります。 (赤いお母さん) |
Soviet Airborne in Prague. 1968.
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アント・ミニチュアズ(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:P. Sapotcky 設定:プラハ事件でのソ連空挺兵 軍装:空挺ベレー帽(ペナント、帽章付き)、'59年型空挺用つなぎ服、兵用ベルト、AK47/AKM用マガジンポーチ、水筒、銃剣、兵用長靴、AKMs、6Х3(M59)銃剣。 1968年、プラハに侵攻した際のソ連軍空挺部隊の兵士を再現したキットです。 プラハでのパレードでは全員がベレー帽を着用していますが、戦闘に際しては略帽を用いている空挺隊員も多い様です。 この軍装はプラハ侵攻に限らず、1967年以降、広く空挺兵に用いられています。 ただし、1967年の導入からプラハ侵攻以前の頃迄は、ベレー帽の色が木苺色で、ペナントは青色で在った事・・・また、1969年以降はベレー帽の帽章が、花冠の付いた'69年型制帽用帽章になる事に注意が必要です。 P. Sapotcky氏らしいキッチリとした造形で、顔も個性的で良好です。 (赤いお母さん) |
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アズムット/ADV(フランス)社製 レジンキット 1/35 設定:1980年のスペッツナズ。 軍装:パナーマ帽/防寒帽、二色迷彩つなぎ(KLMK)、兵下士官用ベルト、А型/67年仕様ガスマスクケース、AK47/M用マガジンポーチ、水筒、M74銃剣、編上靴、AK47。 パナーマ帽を被ったヘッドか、防寒帽を被ったヘッドかを選べる様に成っています。 デッサンに今ひとつ問題があるキットです。KLMKのしわの感じが変だとか、特別な留め具が在るわけでも無いのに、マガジンポーチがベルトからつり下がっている様な、まるで空中に浮かんでいる様な位置に在るなどです。 また軍装の考証的には、持っている突撃銃もマガジンポーチもAK47なのに、AK74用のM74銃剣をつり下げています。こういう組み合わせも在ったのかも知れませんが。ただマガジンポーチも、ガスマスクケースも、外付けポケットが無いなどの問題が在ります。 まぁ、これでも昔は貴重な現用ソ連物だったんですけどね・・・。 ちなみにアズムット社は活動を縮小したらしく、輸入元であったバウマン社も現在では取り扱いを行っていないとの事。 (赤いお母さん) |
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アズムット/ADV(フランス)社製 レジンキット 1/35 設定:1990年代のソ連軍戦車兵。 軍装:1964年型戦車帽(ТШ-3)、夏季戦車服、長靴。 今や懐かしいアズムットのレジンキット。 21世紀も20年が過ぎた今となっては見劣りがする造形ではあるが、往時は貴重なソ連軍戦車兵のフィギュアだったのだろう。 彫刻は控えめで、全高48mmと1/35としてもサイズは小ぶり。戦車帽や靴底を差し引くと、身長160cmを切ってしまう。戦車兵に配属される兵士は小柄な人間が多かった・・・という考証からなのだろうか? ただ、最近の1/35としては大きめのフィギュアキットと合わせるのは、難しいかも知れない。 戦車帽はパッドが4筋のТШ-3を被り、服は1972年型が導入される以前に良く見かけた(今だ形式が良く分かっていない)戦車服の夏服を着用している。 腰回りやベルトなどの造形が若干フンワリしているが、総じて誠実な作りで好感が持てる。 ただ、設定は1990年代としてあるが、服装的には'60年代から'70年代ぐらいというのが自然だろう。 因みに「URSS」は、フランス語表記「Union des républiques socialistes soviétiques」の略。 何故、そこだけフランス語なのか?という疑問は残る。 (赤いお母さん) |
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ドラゴン(香港/中国)社製 インジェクションキット 1/35 設定:1980年代のスペツナズ 軍装: ・服装:野外帽x2、パナーマ帽x2、1982年型夏季野外服(夏用アフガーンカ)、兵下士官用ベルト、編上靴。 ・装備:RD-54(空挺リュック)x4、AK74用弾倉ポーチ、RPK用弾倉ポーチx2、SVD用弾倉ポーチ、グレネードポーチx4、Г型/67年仕様ガスマスクケースx4、水筒x4、双眼鏡x2、74年型銃剣x4。 ・武器:AK74S(サイレンサー無/有)、SVD、RPK74。 |
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ベルリンの壁、東ドイツ、ソ連崩壊のドミノ現象と、鉄のカーテンの向こうから溢れ出て来た情報や軍装品の大波は、思春期の私に痛烈な衝撃を与えたのを今でも覚えている。前後して、香港の聴いた事もないメーカーが、怒濤の如き勢いでソ連現用AFV、更にはフィギュアを発売していたのは、スケールモデラーでは無かった私ですら、驚愕の眼差しで見守っていたものだ。 そんな懐かしい思い出に浸ってみたものの、気づけば私も「当時の年齢」x2歳の立派な中年。あの頃描いた夢は露と消え、ロシアも自由主義経済の夢から覚めた様である。 夢から覚めた目で改めてキットを眺めると、モールドは甘く、そのオレンジ色の不可解な整形色と相まって、鑑賞に堪えうる製品ではない。武器類は灰色の整形色であったが、これもモールドは甘い。一世代以上前のレベルである。 とはいえ、装備品類は現在の目から見てもなかなかの出来で、少し手を加えてやれば充分に使用に耐えうる。パッケージの図も良い。 ただしRD-54空挺リュックに関しては、現物を調べる事が出来なかったのであろう、空想科学と化している。当時のオスプレイ社から出版された資料類を参考にしたものと思われる。 それと図では正確なのに、銃剣が逆向きで鞘に差されている・・・刃と刃背の向きが逆でも鞘には収まるので、あり得ない訳ではないが。 どちらかというと空挺兵と呼ぶべき軍装にも関わらず、スペツナズと名付けてしまう辺りのセンスは、又私を懐古趣味へと走らせるのである。 (赤いお母さん) |
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ドラゴン(香港/中国)社製 インジェクションキット 1/35 設定:1980年代の空挺軍。 軍装: ・服装:空挺部隊用ベレー帽、二色迷彩つなぎ(KLMKあるいはKZS)x2、空挺部隊用ボーダーシャツ、兵下士官用ベルト、長靴。x2 68年型鉄帽(カバー無/有)、82年型夏季野外服(夏用アフガーンカ)、空挺部隊用ボーダーシャツ、編上靴。x2 ・装備:防弾ベストx3、胸掛ポーチ、Г型/67年仕様ガスマスクケースx2、水筒x2、弾倉ポーチ、9P54M用ホルスター ・武器:AK74S(BG15付/無)、AKS74U、PKM、RPG18、対空ミサイル携帯ランチャー9P54M。 |
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VDV(ВДВ:Воздушно-десантные Войска)の不十分な英訳である「Air Assault Force」から日本語訳してしまい、「航空強襲軍」等という言い回しが在った事を思い出した。今はさすがにどこでも「空挺軍」と正しく訳している。 改めてキットを眺めると、そう悪くはない。整形色も、私が所有している物は、ドラゴン独特のオレンジ色では無かった(ロットによって違うのかも知れないが)。最新のインジェクションキットのフィギュアのレベルとしては、考証的にも造形的にも少々辛い物があるが、手を加えてやれば楽しめるのではないだろうか。 因みに空挺軍の兵士のキットでありながら、誰一人として空挺用の83年型アフガーンカを着用していない。82年型の着用例も在っただろうから間違いと言い切れないが、少し寂しい。 胸掛式のポーチは、おそらく中国製ではなくソ連製を再現すべく試みられたのであろう。4人中3人は防弾ベストを着用しているが、81年型(6Б2/Ж-81)と85型チタン(6Б3-01/Ж-85Т)、85年型セラミック(6Б4-01/Ж-85К)と、それぞれが違うタイプの防弾ベストを身につけている。PKMを持った1番(箱絵だと一番左)は、本来は外側に露出させない防弾ベストの留具を、外に巻き付けて着装している姿が再現されていて面白い。 また対空ミサイル9M32Mストレラ2(SA7)を発射する携帯ランチャーの9P54Mをモデル化しているのは、このキットくらいでは無いだろうか。発射ユニットを携帯する為のホルスターも付いている。携帯型の対戦車ロケットRPG18も、このシリーズならでは。 ただ弾倉ポーチが一つ付いているのだが、これはブルガリア軍のAKM用弾倉ポーチと思われる。 (赤いお母さん) |
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ドラゴン(香港/中国)社製 インジェクションキット 1/35 設定:1970~'80年代の海軍歩兵。 |
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ドラゴン(香港/中国)社製 インジェクションキット 1/35 設定:1980年代(冬季)の自動車化射撃兵。 軍装: ・服装:防寒帽、1984年型冬季野外服(冬用アフガーンカ)、サスペンダー、兵下士官用ベルト、長靴。 ・装備:AK74用弾倉ポーチx3、グレネードポーチx2、水筒x4、74年型銃剣x3。 ・武器:AK74(BG15付x1/無x2)、IPN58暗視装置、PKM、RPG18。 |
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「Motor Rifle Troops」は、ロシア語の「Мотострелковая часть」の英訳で、直訳すれば「機械化された射手の部隊」。要するに機械化歩兵部隊であるが、通常は「自動車化狙撃部隊」と訳す事が多い。 これは射手を表す「стрелок」を「狙撃兵」と訳した旧日本軍以来の慣例だそうだが、狙撃兵を表す「снайпер」という単語が在るし、また歩兵を表す「пехота」という単語も在る事から、「狙撃兵」も「歩兵」も適切な訳語とは言いにくい。 よって赤軍愛好会では「射撃兵」という日本語を充てている。 最近、灰色の整形色で再販された。当初は当然、ドラゴンオレンジ・・・それでも「Soviet Spetsnaz」よりましな色。一世代前のインジェクションフィギュアではあるが、悪くない。少し手を加えてやれば楽しめるだろう。 何と言ってもTANKがレジンキットで出す以前は(インジェクションキットとしては現在でも)、唯一の冬用アフガーンカ姿のフィギュアキットである。 全員が冬用アフガーンカを着ているフィギュアだが、サスペンダーを着用している者としていない者や、襟元の第一ボタンを開いている者と閉じている者とがいる。ボタンを開いている者も、襟元から下に着込んだ夏用アフガーンカの襟が覗いている者と、マフラーを巻いている者とがいたりと、個性があって楽しい。 装具品は一連のドラゴン製品と同じ物。よって銃剣の問題点も、そのまんま。 惜しむべきは、長靴の出来が良くないという事。 全体的に「むっちりつるり」としている。綿入れのズボンが長靴の中にたくし込まれてパンパンに膨らんでいる、という表現で「むっちり」しているのかも知れないが、このズボンの膝下辺りには余り綿が入っておらず、意外と長靴とズボン裾との間には隙間が出来る。またヴォルスタッド氏の箱絵も「つるり」とした感じで表現しているので、デザイナー達は長靴が革製であると勘違いしているのかも知れない。兵下士官用長靴の胴の部分は、ザラリとした薄手の疑似皮革キルザ製で、こういった質感には成らない。 (赤いお母さん) |
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ドラゴン(香港/中国)社製 インジェクションキット 1/35 設定:1970年代以降のソ連兵。 軍装:戦車帽、戦車兵用ベレー帽、ゴーグル、72年型夏用戦車服(縫付肩章式)、長靴、Г型/67年仕様ガスマスクケース、手旗、AKS74U。 |
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72年型戦車服を製品化した貴重なキット。 保護色の服で、胸の戦車兵科ワッペンが黒というのは変だとか、縫付式なら服の色はまだ黒だろうな・・・等という点を差し引いても、箱絵や裏の図面は良く出来ていると思う。問題はそれを立体にする技術力だろうか。悪くはないが、やはり一世代以上前のキットと言わざる得ない。 それでもやはり、70年代以降のソ連軍やロシア軍のAFVと並べたり、ましてや搭乗させる為には、貴重なキットである。 (赤いお母さん) |
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ドラゴン(香港/中国)社製 インジェクションキット 1/35 |
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〈セット内容〉 ・ソ連 AK-47 1型 AK-47 3型 AK-47S 3型 AKM AKM(銃剣付) AKM(消音器付) AKMS AKMS(弾倉二連付) AKMSカービン RPK(分隊支援用カラシニコフ機関銃) PK(小隊支援用カラシニコフ機関銃) ・ポーランド PMK(ポーランド型AK47:Kbk-g Wz1960/72グレネードランチャー付) PMKM(ポーランド型AKM:Kbk-g Wz1974グレネードランチャー付) |
・東ドイツ MPi-KMS-72(東ドイツ型AKMS) MPi-KM(東ドイツ型AKM:改良弾倉付) ・チェコスロバキア Vz58P ・ハンガリー AMD-63(ハンガリー型改良AKM) ・ルーマニア AIM(ルーマニア型AKM) FPK(スコープ付狙撃銃) ・中国 86S(ブルパップ式AK) 五六式小銃(中国型AK/AKM) 五六式騎鎗(中国ライセンス生産型シモノフSKSカービン銃) |
・その他付属品 引き金を引く右手x4 7.62mmx39弾用30連プレス製弾倉x4 7.62mmx39弾用30連プラスティック製弾倉x4 7.62mmx39弾用40連プレス製弾倉x2 7.62mmx39弾用75連ドラム型弾倉x2 |
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AKシリーズを初め、カラシニコフ博士のシステムを元にした小火器をキット化したシリーズ第1弾。 銃は各々2個づつ入っている。 ここでしかキット化されていない物もあり、それだけで貴重である。また他のドラゴン社製フィギュアに付随している銃も在るが、それらとは別物で、こちらのキットに入っている物の方が多くの場合出来が良い。 最近TANK社からソ連や中国の小火器がキット化されているが、ドラゴン社製の物とよく似ている。タンク社製の物はレジンキットであるから、より微細なモールドだが、もしかすると原型は同じなのかも知れない。インジェクションキットながら、それほど良く出来た製品である。 因みに 「AK-47/74 Family」と成っているが、チェコスロバキアの「Vz58P」と中国「五六式騎鎗」はファミリーでは無い。 「Vz58P」は完全にチェコスロバキア独自設計の突撃銃で、AKとは弾薬以外の互換性は無い。 「五六式騎鎗」はシモノフSKSカービン銃そのもの。 誤解でも何でも良いから、キット化された奇跡を素直に喜びたい。 (赤いお母さん) |
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ドラゴン(香港/中国)社製 インジェクションキット 1/35 |
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〈セット内容〉 ・ソ連 AK74 AK74(後期型) AK74(BG-15グレネードランチャー付) AKS-74 AKS-74(弾倉二連付) AKS-74(消音器&PSO-1スコープ付) AKS-74U AKR-74(消音器付AKS-74U) RPK-74(分隊支援用カラシニコフ機関銃) PKM(小隊支援用カラシニコフ機関銃) SVD(ドラグノフ狙撃銃) |
・東ドイツ ヴィーガーSTG941(東独型改良AK74) ・ハンガリー AMD-65(折畳式銃床型AMD-63) AMP-69(カービン型AMD-65) ・ユーゴスラヴィア M70(ユーゴ型改良AK47) M76(スコープ付狙撃銃) M85(ユーゴ版AKS-74U) ・ルーマニア AIMS(ルーマニア型AKMS) AIMSカービン(カービン型AIMS。折畳銃床付型) ・中国 六八式(後述) ・フィンランド ワルメットRKm62-76T(フィンランド版AKM。金属製銃床付型) ワルメットM82ブルパップ |
・その他付属品 引き金を引く右手x4 PSO-1スコープx4 5.45x39mm弾用30連プラスティック弾倉x4 5.45x39mm弾用45連プラスティック弾倉x4 |
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AKシリーズを初め、カラシニコフ博士のシステムを元にした小火器をキット化したシリーズ第2弾。 銃は各々2個づつ入っている。 ここでしかキット化されていない物もあり、それだけで貴重である。また他のドラゴン社製フィギュアに付随している銃も在るが、それらとは別物で、こちらのキットに入っている物の方が多くの場合出来が良い。 最近TANK社からソ連や中国の小火器がキット化されているが、ドラゴン社製の物とよく似ている。タンク社製の物はレジンキットであるから、より微細なモールドだが、もしかすると原型は同じなのかも知れない。インジェクションキットながら、それほど良く出来た製品である。 所で、このキットでは消音器付AKS-74Uを「AKR-74」としているが、そんな呼称があるのだろうか? また中国の「六八式」とされている物は、おそらく「六三式自動歩鎗」の間違いだと思われる。因みに「六三式自動歩鎗」は、シモノフSKSカービン銃に、AKのシステムを組み込むという様なコンセプトの元、中国で開発された銃。「五六式小銃」と同様に、アルバニアに輸出されもした。 どうしても形のおもしろさを優先したらしく、奇怪なデザインの「ヴィーガーSTG94」だの、「ワルメットM82ブルパップ」だのは入っているが、東独の「MPi-AKS-74N(東独型AKS-74)」等は入っていない。何処の国にも正式採用されなかった銃をキット化するくらいなら、正式採用された銃を優先してキット化して欲しかった・・・なんていう贅沢を言ったら餓鬼道に迷うだろうか。 (赤いお母さん) |
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ドラゴン(香港/中国)社製 インジェクションキット 1/35 |
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〈セット内容〉 ・ソ連 RPD(分隊支援用デグチャリョーフ機関銃) RPK-74(分隊支援用カラシニコフ機関銃・新型) PKM(小隊支援用カラシニコフ機関銃) |
・米国 M60 M60E M246(FMminimi/ベルギー) U.S.NAVY M23 M16A2 LMG ・英国 L4A2 L7A2 ・西ドイツ MG3 ・イスラエル NEGEV LMG GALIL ARM ・ベルギー(?) NF-1 |
・その他付属品 弾薬ベルトx6 |
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戦後冷戦期の軽機関銃を集めたセット。 銃は各々二個ずつ入っている。 共産趣味的にはRPD、RPK-74、PKMが目当てであろうか。 とはいえ、PKMは「AK-47/74 Family PART-2」に入っている物と同じである。 RPK-74は上記のセットとは違い、フォアグリップがプラスティック製の新型をモデライズしている。 共産趣味者にとってみれば、正直なところ、余り魅惑的なキットとは言えないかも知れない。ソ連軍や米軍、イスラエル軍物などは、TANK社からレジン製アクセサリーとして販売されてはいる。しかし多くのアイテムが1/35で、しかもインジェクションで製品化されるなど、奇跡的な物ばかりである。奇跡を素直に喜ぼうではないか。 (赤いお母さん) |
Soviet/Russian Patches
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エシェロン(シンガポール)社製 デカール 1/35 設定:1969年規定以降のソ連軍~ロシア連邦軍の袖章 |
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エヴォリューション・ミニチュアズ(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:Sergey Traviansky (Menelay) 設定:1984-'89年アフガニスタンのソ連軍参謀本部情報総局(GRU) 特殊部隊の狙撃手。 軍装:ニット製目出し帽、山岳パーカー、'81年型防弾ベスト(Ж-81/6Б2)、アフガンカのズボン、手袋、ソ連製アディダス運動靴。'68年型鉄兜(СШ68)、RD-54空挺リュック、ドラグノフ狙撃銃用マガジンポーチ、A型ガスマスクポーチ、水筒、ポンチョ、寝袋、弾帯ベルト。ドラグノフ狙撃銃。 |
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1984年から1989年にアフガニスタンで戦ったGRUスペッツナズを想定したフィギュアの1つ。 ソ連軍が撤退した1989年という数字は分かるが、何故、'84年という年が設定されているのかは不明。所謂"スティンガー・ハンター"を想定しているのかと思ったが、米国が反政府勢力にスティンガーを供与したのは'86年からの様なので、別に理由があるのかも知れない。 頭に被っているのが、たくし上げたニット製目出し帽という事が分かる作りになっていたりと、細部にわたって再現が素晴らしい。 ソ連製アディダス運動靴を履いていたり、RD-54にポンチョや寝袋をくくりつけるなど、偵察部隊らしい装備の用い方をしている上に、装具を改造している様子も表現されている。例えばマガジンポーチに紐を付けて首から提げたり、ガスマスクポーチをRD-54の背中にくくりつけたり、腰には謎の弾帯を巻いている。 1/35としては若干大きめのサイズではあるが、考証も含めて、非常に優れた造形のフィギュアだと思う。 (赤いお母さん) |
Sovier Commando Afghanistan 1988
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エヴォリューション・ミニチュアズ(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:Sergey Traviansky (Menelay) 設定:1988年アフガニスタン。ソ連邦英雄A.A.メリニコフ。 軍装:ニット帽、セーター、山岳服、’84年型アフガーンカの上着、編上靴。 カバー付'68年型鉄兜(СШ68)、 '81年型防弾ベスト(Ж-81/6Б2)、中国製胸掛式マガジンポーチ。 RPK-74。 インペリウムから発売後、メーカーの廃業に従い絶版になったものの、エヴォリューション・ミニチュアズから再発された。 原型師はインペリウムやエヴォリューション・ミニチュアズ、マスタークラブ等の原型を務めるSergey Traviansky (Menelay)氏。 この原型師の作品に多い、あごが張って四角く、のっぺりした顔は好みの分かれる所だが、細かなディテールなど出来はよい。最近のロシアのレジンキットメーカークオリティで、良質なレジンを使って、抜きもまた良好である。 専用のベースが付いてくる。 |
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フィギュアの元ネタになったのは、アフガニスタンで戦死したソ連邦英雄アンドレイ・メリニコフ。顔が似ているかと言われれば・・・難しい所ですね。私個人はソ連邦英雄のアルバムで描かれた肖像画しか知らないのですが。 何故、こういった軍装姿でキット化したのかは分かりませんが、フィギュア化に際してネタ元になった写真資料等があるのでしょうか。 キットに同封された解説文の和訳を、下に記します。 「Андрей Александрович Мельников ソ連邦英雄アンドレイ・アレクサンドロヴィチ・メリニコフ(1968年4月11日マギリョーフ - 1988年1月8日アフガニスタン)は、1968年4月11日、ベラルーシのマギリョーフ市にて労働者の家族に産まれた。 1985年マギリョーフ第28中学校の第10学年を、1986年には第1農業中等学校を卒業。マギリョーフ州ドニエプル国営農場にて、トラクターの運転手として働く。 1986年10月にソ連軍に入隊。1987年4月から、アフガニスタン民主共和国派遣第40軍の隊員となる。 第6軍事作戦に参加した第9親衛空挺中隊の機関銃手A.A.メリニコフ兵卒は、1988年1月7~8日における3234高地に対する兵力で勝る敵との戦いの中で、殊勲を挙げた。アンドレ・メリニコフは陣地の交代部隊と共に、照準射撃を用いて、度重なる敵の攻撃を長時間撃退する事に成功する。機関銃が故障した時、傷ついた勇者は暴徒のまっただ中に手榴弾を投げる時間があったものの、自身も敵の迫撃砲弾の破裂により非業の死を遂げた。 生まれ故郷のマギリョーフ市にて埋葬。 死後、1988年6月28日付最高会議幹部会令にて、親衛兵卒アンドレイ・アレクサンドロヴィチ・メリニコフにソ連邦英雄の称号が与えられ、レーニン勲章が授与された。 部隊の博物館には、英雄の機関銃が展示されている。マギリョーフ市第28中学校は、ソ連邦英雄A.A.メリニコフの名称が付けられた。 (赤いお母さん) |
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エヴォリューション・ミニチュアズ(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:Sergey Traviansky (Menelay) 設定:1984-'89年アフガニスタンのソ連軍参謀本部情報総局(GRU) 特殊部隊の機関銃手。 軍装:ニット帽、山岳服、正体不明の宅ティカルベスト、手袋、運動靴。'68年型鉄兜(СШ68)、登山用背嚢、寝袋、ポンチョ、水筒。カラシニコフ機関銃(PK)。 |
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1984年から1989年にアフガニスタンで戦ったGRUスペッツナズを想定したフィギュアの1つ。 ソ連軍が撤退した1989年という数字は分かるが、何故、'84年という年が設定されているのかは不明。所謂"スティンガー・ハンター"を想定しているのかと思ったが、米国が反政府勢力にスティンガーを供与したのは'86年からの様なので、別に理由があるのかも知れない。 アフガニスタンで戦うスペッツナズや偵察兵といった趣のあるフィギュアで、当時の写真などで良く目にする装具だが、ニット帽や山岳背嚢、寝袋、運動靴などは民需品であろう。胸と腰の左右に計4個のポーチがついたベストの正体は謎。 何か元になる資料があるのだとは思うが、非常にイレギュラーな軍装をした姿を再現している。 手にしている機関銃は、銃身に溝が掘られているのでPKMでは無く、旧式のPK機関銃。 原型を制作したMenelay師の非常に良く出来た造形が素晴らしい。 (赤いお母さん) |
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エヴォリューション・ミニチュアズ(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:Sergey Traviansky (Menelay) 設定:設定:1984-'89年アフガニスタンのソ連軍参謀本部情報総局(GRU) 特殊部隊の指揮官。 軍装:山岳服、セーター、腰ベルト、ソ連製アディダス運動靴。双眼鏡、'87年A型胸掛ポーチ、RD-54空挺リュック、寝袋、ポンチョ、水筒、ホルスター。AKS74、マカロフ拳銃、発煙筒2種、手榴弾。 |
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1984年から1989年にアフガニスタンで戦ったGRUスペッツナズを想定したフィギュアの1つ。 ソ連軍が撤退した1989年という数字は分かるが、何故、'84年という年が設定されているのかは不明。所謂"スティンガー・ハンター"を想定しているのかと思ったが、米国が反政府勢力にスティンガーを供与したのは'86年からの様なので、別に理由があるのかも知れない。 山岳服の上下にソ連製(トビリシ製?)アディダス運動靴を履き、胸掛けポーチ、寝袋とポンチョをくくりつけたRD-54空挺リュック、AKS74の折りたたみ式ストックにはゴムの止血帯を巻き付けているなど、当時のスペッツナズや偵察兵らしい出で立ちのフィギュア。 腰にマカロフ拳銃のホルスターを下げ、左手に双眼鏡を持っている事で、指揮官である事を表現している。 鉄兜や防弾ベストどころか、頭部に何も身に着けていないなど、随分と軽装である。 山岳服の堅くて薄めの生地表現など素晴らしく、以前のフィギュアキットと比べると原型を制作したMenelay師の造形技術の向上が感じられる。 (赤いお母さん) |
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ホーネット(イギリス)社製 ホワイトメタルキット 1/35 設定:1980年代の戦車兵。 軍装:戦車帽、72年型夏用戦車服(縫付肩章式)、兵下士官用ベルト、長靴、手旗。 雰囲気は悪くないのですが、下半身がもっさりしている感じがします。もしかすると戦車服はつなぎ型で、下に別の服を着ていると原型師が勘違いをしているのかも知れません。実際は裾をたくし込むだけで、普通のジャケットとズボンのセットですから、こんなに着ぶくれはしません。 ディテールでいえば、ヘルメットのコードが無い、袖のカフスが長く、カフスボタンが多い(キットは左右二個ずつ。実際は一個ずつ)、ベルトループに不必要なボタンが在るのに、それぞれのポケットのフタにスナップボタンが無い、前腰のスリットポケットが無い・・・など重箱の隅をつつけと言われればつつけますが、総体的には良い雰囲気のキットだと思います。 (赤いお母さん) |
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ホーネット(イギリス)社製 ホワイトメタルキット 1/35 設定:1980年代の歩兵。 軍装:68年型鉄帽(СШ68)、二色迷彩つなぎ(KLMK)、兵下士官用野外ベルトとサスペンダー、А型/67年仕様ガスマスクケース、AK74用マガジンポーチ、銃剣、長靴、AKM(?)。 古いキット故か、余り軍装の考証が正確ではありません。例えば持っている突撃銃はAKM(マガジンの曲線と、ハンドガードのふくらみから判断。AKM独特の斜めに切り欠いたフラッシュハインダーは付いていない)であるにもかかわらず、マガジンポーチ(これもオイラー入れのポケットがありません)はAK74用を身につけています。さらに銃剣も鞘はM74銃剣の様ですが、全体としては良く分からないナイフに成っています。 補修点が散在する時に、メタルという加工しにくい素材である事が仇になっています。 全体のボリュームはあるのですが、モールドが浅く、のっぺりした感じがします。これでも昔は貴重な現用ソ連軍物だったんですけどね・・・。 (赤いお母さん) |
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ICM(ウクライナ)社製 インジェクションキット 1/35 設定:アフガニスタン紛争の工兵隊。 内容:工兵隊員x4、ロバ、犬。 武器:AKS74x2、AKMx2。 |
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番号は若いが「Soviet Special Troops」と同じ時期に出たICMアフガンシリーズの第2期製品。 ICMらしいシャープなモールドに、ボリューム感あふれるシルエットが加わり、ディテールも素晴らしい。特にフィギュアは六分割(頭、右手、左手、前胴、後胴、右足、左足)の構造で、ディテールやプロポーションはインジェクションキットとは思えない出来。 軍装を見ると、工兵隊員は共に1981年型防弾ベスト(6Б2/Ж-81)を身につけ、地雷探知機を持った兵士以外は胸掛式ポーチを身につけています。服はKZSや1982年型夏季野外服(アフガーンカ)、スペッツナズ服など。ヘッドギアは1968年型鉄兜か、パナーマ帽もしくは野外帽を選べる様に成っています。 素晴らしいキットなのですが、惜しむべきは胸掛式ポーチに難点があります。左右の小さいポケットの形。この形状がソ連の制式品とも、中国製の物とも違うのです。Osprey社『Men at arms』や軍事博物館シリーズ『アフガニスタン:偵察兵の戦争』のイラストに引っ張られた誤解(イラストでは腕に隠れてポケットの数が少なく見える)なのかも知れません。改修ポイントについては、こちらを参照の事。 (赤いお母さん) |
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ICM(ウクライナ)社製 インジェクションキット 1/35 アランゲル(ロシア)社製 インジェクションキット 1/35 「Russian Rocket Artillery 1999-2001」(アランゲル035282)にも付属。 設定:アフガニスタン紛争の戦車兵。 軍装:戦車帽x2、野外帽x2、略帽(ピロトカ)、72年型戦車服(エポレット式)x3、82年型野外服(夏用アフガーンカ)、長靴x3、編上靴。 |
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ICMが贈る魅惑のアフガニスタン紛争フィギュアシリーズ。 「Soviet Motorized Infantry」と同時期に出た第一期の物だが、おそらくそれよりも後発の製品と思われる。 ICMとアランゲルに分裂した際、金型はアランゲルが持っていった様で、現在はアランゲルから再販されている。 全体的に堅さを感じるが、メリハリが在って、モールドも繊細でくっきりとした、いかにもICMといった感じの製品。最近のICM製品と比べると、若干古さを感じさせるが、この時期の原型師も、金型の感じも、私は個人的に好きだ。 問題はポーズで、AFVモデラーにとっては恐ろしく使いにくいフィギュアキットだろう。 明らかにAFVに載っけようという発想を感じないし、絡ませようという気も無さそうだ。そこにAFVが在ろうと無かろと、俺たちにゃ関係ねぇ・・・という空気を感じる。箱絵では戦車を覗き込む将校が描かれているが、キットを見ると単なる中腰姿で、本当にそんなポーズなのかも怪しい。 AFVの飾りではなく、フィギュアが主役で、AFVこそが大道具という気概を感じる。ズベズダやミニアートには無い、ICM魂である。 それはそうと、エポレット式の戦車服をキット化した、唯一の製品では無いだろうか。 (赤いお母さん) |
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ICM(ウクライナ)社製 インジェクションキット 1/35 設定:アフガニスタン紛争の自動車化射撃兵。 軍装: ・服装:野外帽、1982年型夏季野外服(アフガーンカ)、将校用ベルト/兵下士官用ベルト、編上靴。 ・装備:AKS74x3、AK74用弾倉ポーチx3、水筒x3、カップ付き水筒x3、1981年型防弾ベスト(6Б2/Ж-81)x2、А型/67年仕様ガスマスクケース、将校用マップケース、マカロフ用ホルスター、手帳、バケツ。 |
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ICM社が送り出すアフガニスタン紛争フィギュアシリーズの最初期の物(おそらく第一弾)。アフガン紛争というテーマにしても、アフガーンカという題材にしても、初めて真正面から取り組んだエポックメイキング的な製品では無いだろうか。 まだまだ発展途上の製品で、モールドもメリハリに欠け、全体のボリューム感も乏しく(特に上半身)、また使い勝手の悪いポーズである。それ故、買ってはみたもののタンスの肥やしに成っている事が多いのではないか。 しかしながら意外と組んでみると、(特に手足)のプロポーションは良いし、モールドもICMらしいシャープで細かい表現がされており、素晴らしいキットである。特に服の形をきちんと伝えようとする姿勢には敬意を表したい。 装備品も1981年型防弾ベスト(6Б2/Ж-81)や、マカロフ用ホルスターなど、他にはないユニークな物が付いているので、パーツ取り用としても一家に3つは欲しい。 ちなみに裾をたくし込んでいるポーズのフィギュアは、1983年型空挺兵用夏季野外服にする事も可能(作例)。 (赤いお母さん) |
Soviet-Afghan War (1979-1988)
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ICM(ウクライナ)社製 インジェクションキット 1/35 設定:アフガニスタン紛争の特殊部隊。 軍装: ・指揮官/ 1982年型夏季野外服(アフガーンカ)、胸掛式ポーチ、グレネード弾用のバンダリア、マップケース、編上靴。BG15発射装置付きAKS74。 ・狙撃手/ KZS、1981年型防弾ベスト(6Б2/Ж-81)、胸掛式ポーチ、アディダス(トビリシ製か!?)。ドラグノフ狙撃銃。 ・機関銃手/ KZS、1981年型防弾ベスト(6Б2/Ж-81)、編上靴。AKS74、HSVS12.7ウチョース機関銃。 |
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ICMアフガンシリーズの第2期製品。 ICMらしいシャープなモールドに、ボリューム感あふれるシルエット、ディテールも素晴らしいのが、この第2期の製品です。 ヘッドギアは、三体とも'68年型鉄兜かパナーマ帽、もしくは野外帽を選べる様に成っています。指揮官用の野外帽には、将校用帽章がモールドされているのは失禁物でしょう。 胸掛式ポーチの問題点は「Soviet Sappers」と同じ。全体的な出来としては、後発の「Soviet Sappers」に譲るかも知れないが、素晴らしいキットである事には変わりありません。 このキットの目玉は、何と言ってもウチョース機関銃です。あまりの細かなパーツに、これから続くであろう茨の道に涙が出そうになるが、完成した時には、これまた感動にむせび泣くであろう出来。インジェクションキットでここまでやるか!と思うか、ここまでやらんでも・・・と思うかは好みの差。一部パーツや説明書に不備があるので、組み立てるのは大変だと思います。(詳細はこちら) (赤いお母さん) |
Soviet Tank Crew (1979-1988)
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ICM(ウクライナ)社製 インジェクションキット 1/35 設定:1979年~1988年の戦車兵 軍装:1964年型戦車帽(ТШ-3)、夏季戦車服、長靴。 日本では2001年正月に、久々に発売されたICMの冷戦期のソ連兵フィギュア。 同時にICM製品の輸入元も、バウマンからアオシマに変わっている。 商品名からはアフガン戦争期のソ連戦車兵という事になっているが、実際の所は、その軍装からして1960年代後半から1970年代前半というのが正解であろう。 被っている戦車帽は1963年に開発され、'64年に技術仕様が認可されたТШ-3戦車帽である。 一方で問題なのが着用している特殊被服である。上下2ピースの服で、ジャケットの左胸にはタレブタ付きスリットポケット、左右の脇腹に縦スリットポケットがある。この形状から、着用しているのは、1972年型戦車服が採用されるまで着用されていた戦車服の一つと思われる。 この戦車服であるが、夏用と冬用の物が着用されている姿は確認されているが、'72までは着用されていた事は分かっているものの、詳しい仕様や制定時期については不明である。 (参考サイトhttp://tankuniform.ru/uniform_spets.htm) 因みに、ヴァーリンデンのキット(こちら)は、同じタイプの夏服をキット化している。 |
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さてさて・・・キットの話であるが、中身がジャケットの写真と全然違うじゃないか!というのはさておき・・・キット自体の内容は裏のイラストに正しい情報が描かれているので慌ててはいけない。 三体セットで、内一体は戦車帽を被った状態か、無帽の状態かを選べる様になっている。 選択が可能なフィギュアには、戦車帽を握った左腕も付いてくる。更に無帽のヘッドは、ヒゲ有りとヒゲ無しの2種類が付いてくるとは、サービス満点である。 ICMの原型の多くは、恐らく同じ原型師(ガガーリン氏か?)が担当している物と思われるが、原型師の名前を出さないので、ハッキリした事は分からない。商品によって少しずつ差異はあるが、金型の仕上がりの差もあると思う。明らかに原型師が違いそうな物もある。 このキットは、最近のICMらしい仕上がりとなっている。金型の雰囲気も含めて、仕上がりの感じとしては、Soviet Tank Crew (1943-1945)が近いだろうか。派手ではないし、絶品という訳でもないが、良質な感じはICMっぽい。 ソ連現用戦車(T-54/55とかT-62、T-64辺り)にフィギュアを乗せたいというモデラーにはお勧めです。各時代のICM「Soviet Tank Crew」シリーズの中では、一番使いやすいポーズだし・・・少なくとも戦車に搭乗させられるぞ・・・。 (赤いお母さん) |
Stalil & Co
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ICM(ウクライナ)社製 インジェクションキット 1/35 設定:スターリンと指導者達 ・スターリン ・モロトフ ・ベリヤ ・フルシチョフ ・ヴラシク Blogの記事も参照の事。 |
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ICM(ウクライナ)社製 インジェクションキット 1/35 設定:1979-'91年のソ連自動車化射撃兵 |
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軍装: (中尉) 将校用野外制帽、'69年型将校用木綿製野外服、親衛隊章、将校用特技賞、高等軍学校卒業章、将校用ベルト、トカレフ用ホルスター、下士官用マップケース、将校用長靴。 (運転手) 略帽、1969年型徴集兵用常勤野外服、コムソモール員章、兵下士官用専門家章、親衛隊章、兵下士官用ベルト、兵下士官用長靴。 (兵士) 1969年型徴集兵用常勤野外服、コムソモール員章、親衛隊章、陸軍優秀者章、'73年式野戦装備('68年型鉄兜、'73年型サスペンダー、兵下士官用ベルト、AK74用弾倉ポーチ、手榴弾ポーチ、スコップ、А型/67年仕様ガスマスクケース)、兵下士官用長靴、AKM。 Blog の記事を参照の事 |
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軍装: (指揮官) 野外帽、KZS上衣、野外服(アフガーンカ)下衣、編上靴。胸掛けポーチ、水筒。AKS74。 (兵士) 防寒帽、1984年型冬季野外服(アフガーンカ)、兵用長靴。胸掛式ポーチ、水筒。AKS74。 Blogの記事を参照の事 |
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ICM(ウクライナ)社製 インジェクションキット 1/35 設定:1979-'91年のソ連軍車両運転手 軍装: ・運転手1 : 1982年型野外服(アフガーンカ)上下・帽子、編上靴。 ・運転手2 : 略帽、1969年型常勤・野外服、兵下士官用ベルト、長靴。 ICM35643と同時期に発売されたソ連軍の自動車運転手のフィギュア。あちらが大祖国戦争後期に対して、こちらはアフガン紛争の情景を想定したフィギュアキットになっている。 箱には2体分のフィギュアが入っており、運転手1(部品番号1-7)は、いわゆるアフガーンカの上下、帽子姿に編上靴という姿を再現。'80年代後半から'90年代ぐらいまでをカバー出来るだろう。 一方で、運転手2(部品番号8-13)は1969年式の常勤・野外軍装で、右胸には親衛隊章、左胸にはピオネール章と思われるバッヂを佩用している。'70年代から'90年代中頃まではカバー出来そうだ。 軍装品のモールドを大切にした、ICMらしい繊細な仕上がりの製品になっている。原型はいつものガガーリンさんと思われる。 |
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インペリウム(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:Sergey Traviansky (Menelay) 設定:1988年秋。退役服を着用して帰郷する空挺隊員。 |
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インペリウム(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:Sergey Traviansky (Menelay) 設定:1986-1989年のアフガニスタン。特殊部隊の指揮官。 |
Last fight Afganistan 1988
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エヴォリューション・ミニチュア(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:Sergey Traviansky (Menelay) 設定:1988年アフガニスタン。ソ連邦英雄A.A.メリニコフ。 エヴォリューション・ミニチュアズから再発(EM-35022「Sovier Commando Afghanistan 1988」参照)。 |
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インペリウム(ロシア)社製 レジンキット 1/35 原型師:Sergey Traviansky (Menelay) 設定:アフガニスタン紛争の空挺隊員。 |
Modern Soviet Army Motorised Infantry
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LO MODEL(台湾)社製 インジェクションキット 1/35 設定:1969年以降のソ連自動車化射撃兵 軍装:1969年型野外装備。AK-74、RPK-74、RPG-7。 いわゆるM69を着用したフィギュアの、数少ない(他で観た事がない)希少なキットであるが、貴重なキットであるかは言葉を濁したい。 某オークションで見かけた時は、「なんと!M69を着用したソ連兵をキット化したモノがあるのか!!」と驚愕したが、落札して届いた製品の中身を観て、再び驚愕した(まぁ、何となくは予想できたが)。端的に言えば、「モーターライズドの付属フィギュア?」と言った出来と言えば御理解して頂けるだろうか。一世代、いや二世代も、三世代も前の製品である。 (赤いお母さん) |
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MARS(ロシア)社製 インジェクションキット(軟質プラスティック) 1/72 設定:アフガニスタン紛争のソヴィエト空挺部隊/スペッツナズ 軍装:空挺ベレー帽、パナーマ帽、制帽、迷彩カバー(KMLK/KZS)、腰ベルト、弾倉ポーチ、ガスマスクポーチ。 武装:銃剣、AK-74S、RPK-74、RPG-7、対空ミサイル携帯ランチャー9P54M ... etc. |
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貴重な1/72スケールのソ連空挺兵のフィギュアキット。 ベレー帽を着用している空挺兵が多いが、制帽を被った将校やパナーマ帽を被っている兵士も混在しているので、南部の軍管区やアフガニスタン派遣軍の他の兵科にも流用出来る。 恐らく簡易金型なのだろう・・・箱を開けると、メタルフィギュアのゴム型を思わせる湯口と湯道(ランナーと呼んで良いのだろうか?)に付いたフィギュアの群れが出てくる。 軟質プラスティック製で、全体として懐かしさを感じさせる古いキットとは言え、1/72としては精密でシャープなモールドだ。 パッケージにはフィギュアが30体入っていると表示されているが、正確には1セット15体のキットが2つ入っているので注意。 |
Soviet Tank Crew 1960-70's
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ミニアート(ウクライナ)社製 インジェクションキット 1/35 設定:1960年代から'70年代のソ連戦車兵 軍装:1957年型戦車帽(ТШ-2)、夏用戦車服、長靴。防塵メガネ。AK-47、マガジンポーチ。 自社からリリースしているT-54/55系列の戦車に合わせる為に、ついにミニアートから冷戦時代のフィギュアが発売されました。 同じモチーフの物として、ICMのキット(35601)がありますが、こちらの方が旧型の戦車帽を被っています、 戦車帽は3列パットのТШ-2。箱絵では毛皮裏地の冬用で描かれた戦車兵が一人(C)いますが、キットでは夏用のみが入っています。 制服の上から着用する戦車兵用の特殊被服は、1972年型が導入されるまで用いられた形式不明の夏用戦車服。 嬉しいのは、今までどのフィギュアもいい加減な造形に終始していた兵下士官用長靴が、正しいモールドで再現されていると言う事。これで地味で面倒くさい修正作業が必要無くなります。 惜しむべきは、Bの戦車兵が身に付けているマガジンポーチで、得体の知れない形をしています。また、箱絵では折り畳み式ストックのAK-47Sが描かれていますが、キットでは固定式ストックのAK-47が付いています。 戦車帽の咽マイクなども別パーツで再現するなど凝っており、全体として高いクォリティを誇っています。 ただ、キットの設定年代よりも、十年程古い軍装といえるでしょう。 (赤いお母さん) |
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ミニアート(ウクライナ)社製 インジェクションキット 1/35 設定:1950年代のソ連戦車兵 軍装:1957年型戦車帽(ТШ-2)、夏用戦車服、ガスマスクケース、長靴。 (将校:野外制帽、将校用ベルト、トカレフ用ホルスター、マップケース) 同社から既にリリース済みの「Soviet tank crew 1960 - 70's」に近い姿のソ連軍戦車兵のフィギュアセット。 昔のミニアートの様に大きめの体躯ではなく、AFVに併せて用いるのに適切な大きさになっています。モールドも繊細で、今回も兵下士官用長靴のモールドは正確です(将校用は微妙だけど)。 タイトルからして前のモノよりも古い時代の軍装を想定しており、1935年型と変わらない様な戦車服を着用しています。確かに1950年代に、この形式のよく分からない戦車服を着用している姿が散見できます。 ただ、被っているのが1957年型戦車帽(ТШ-2)で、1950年代という設定は苦しいでしょう。1950年代のソ連軍戦車兵として用いたければ、戦車帽を改造して1952年型(ТШ-1)にしてしまう方法もあります(ТШ-1の作例)。 逆に、二線級以下の部隊では古い軍装品を使い続けていたりするので、1960年代以降の情景にする手もあります。 例えば、戦車服の下には、1969年の服装改訂で廃止される1949年型ギムナスチョールカを着用していますが、2000年頃に至っても、残った在庫をロシア軍の一部訓練部隊では使っていました。極端な話ですが。 問題はТШ-2です。ホコリを被っていたとはいえ、ロシアになっても部隊の備品として保存されていた様です・・・が、実際にいつ頃まで使われていたかは分かりません。戦車帽は無線機の付属品なので、ТШ-2が対応している無線機が搭載されたAFVの搭乗員なら着用している事もあるでしょう。 1950年代末期から1960年代くらいの情景に使うのに丁度良いと思います。 (赤いお母さん) |
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ミニアート(ウクライナ)社製 インジェクションキット 1/35 設定:1970年代から'80年代の冬期ソ連戦車兵 軍装:1964年型戦車帽(ТШ-3)冬型、1972年型冬期戦車服、ゴーグル、防寒手袋、長靴。 遂に出た!という感じでしょうか。 精力的に冷戦期の戦車兵をキット化していたMiniart社から、1982年型冬期戦車服姿のフィギュアがリリースされました。これだけポピュラーな姿の軍装なのに、夏服はともかく冬服は、トランペッター社のキットぐらいでしかフィギュア化さえれていなかったのは不思議です。 クォリティは、安心のMiniart社印。お顔の造形は・・・以前の様な厳つい作風では無いのが寂しいですが・・・最近のMiniart社らしい繊細であっさり目です。少し雰囲気が変わったかな?。 所で、この1972年型戦車服も'80年代に入ると、生地が黄土色系の保護色に、縫付式肩章がエポレット式へと、随時変更されていきます。更には1989年に、上衣腰ベルトが外から見えない形式のモデルへ改訂されます。 (詳しくは、「赤軍博物館資料室」内の記事「戦車兵用特殊服:1972~」を参照) 少し手を加えるだけで、様々な時代や部隊のヴァリエーションが楽しめると思います。 (赤いお母さん) |
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Minimanfactory(ハンガリー)社製 レジンキット 1/35 原型師:Mike Pali 設定:冷戦時代のソ連軍自動車化射撃兵 軍装:防寒帽、1984年型冬季野外服(アフガーンカ)、徴集兵用腰ベルト、兵用長靴。A型ガスマスクポーチ、AK-74。 最近、同郷の老舗模型メーカー・フリウルを引き受けた事で名が知られるミニマンファクトリー製レジンフィギュア。 2000年代の製品だと記憶しているが、冬用アフガンカを着用したソ連兵のフィギュアは、当時としては貴重だった。 服装などの考証は正確なのだが・・・頭部や肩幅の大きさに対して腰回りが狭いなど、在りがちなデッサンの乱れが残念。 この後にリリースされた「Soviet Guardian with Dog」と比べてみると、原型師がその反省を踏まえて、どの様に表現を試行錯誤して改善したかが分かって面白い。 (赤いお母さん)。 |
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Minimanfactory(ハンガリー)社製 レジンキット 1/35 原型師:Mike Pali 設定:冷戦時代のソ連国境警備兵と軍用犬 軍装:兵下士官用制帽、1973年型将校用防寒服、兵下士官用ベルト、ホルスター、長靴。 米軍やソ連のグッと来るトラック、ライトバンのレジンキットを販売しているミニマンファクトリー。UAZ452シリーズには胸がキュンとなりましたが、フィギュアの方もなかなかのセンスを感じます。・・・この時代の冬季軍装を再現するなんてメーカーの好みが反映されている感じです。 因みに、'73年型の防寒服がキット化されたのは、初めてじゃないでしょうか? |
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恐らくタイトルと塗装見本から国境警備兵の設定なのでしょうか、1970年代頃のソ連陸軍、内務省軍も同様の軍装なので、塗装次第で作り分けが可能です。 犬の造形など少々カリカチュアされている感じですが、国境警備兵の方は体の線が細いきらいはあるものの、リアルな造形になっています。防寒服の背中のモールドが正確ではないのが残念です。 それと制帽やベルト、長靴は兵下士官用なのですが、何故だか防寒服は将校用なんだよな・・・。 この魅惑の'73年型防寒服について少々述べれば・・・ 1973年に、冬季野外軍装として将官用/将校・長期勤務兵用/兵下士官用に、それぞれ綿入防寒服が導入されました。この綿入防寒服の導入は、外套の廃止という訳ではなく、両者を併用するという形になっていました。 将官用としては、既に新型の野外軍装が1971年に導入されており、それを継続して使用したようです。また兵下士官用としては、1969年に既に冬季作業服として導入された既存の服を、野外服としても着用するというものでした。 つまり、この時点で新型(’73年型)と呼べる物は、将校・長期勤務兵用の物だけでした。 とはいえ将校・長期勤務兵用の服も、'69年に導入された野外服が、色付き襟章付折襟から、毛皮の襟に変更された程度の物でした。 将官用は形が全く違う物でしたが、将校・長期勤務兵用と兵下士官用は、ほぼ同じデザインになっていました。違いは、前者は襟に毛皮が付いている事と、ズボンの膝当てが無い事くらいです(フードの付いた極寒地用の将校・長期勤務兵服も在る様です)。 後に冬季野外服としては、1984年型冬季アフガーンカに取って代わられました。 (赤いお母さん) |
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NIMIX(スペイン) フォトエッチング 1/35 設定:1969年規定以降のソ連陸軍の徽章類 自国スペインの現用物AFVやフィギュアを意欲的に出しているメーカー。各国の徽章類等をエッチングパーツで再現したシリーズ。 このNo1は肩章や襟章、その他徽章類を集めたセット。 詳しくは拡大画像で御覧下さい・・・拡大しないと何が何やら。 ・・・おお、これは親衛隊章か?空挺降下章まであるぞ!・・・といって楽しむ物。「エッチングパーツという物は、アルバムに入れて眺める物」と呟いた先輩が居られたが、まさにその通りだ・・・と感じさせてくれる一品。 (赤いお母さん) |
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NIMIX(スペイン) フォトエッチング 1/35 設定:1969年規定以降のソ連陸軍の兵科袖章 自国スペインの現用物AFVやフィギュアを意欲的に出しているメーカー。各国の徽章類等をエッチングパーツで再現したシリーズ。 このNo2は兵科袖章を集めた物。 ・・・ディテールアップパーツとして使えるか、使えないか、また微妙なアイテムでは在ります。「使うか?」と問われれば、「使わぬ。」と答える・・・まぁ、エッチングパーツという物は総じて、そういった物ですが。 因みに説明書もどきが同封されていたが、「Shoulder Badges」に成っているのは御愛敬として、「K」の兵科袖章が「KGB」に成っているのはいかがな物か。 (赤いお母さん) |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:1960年代から'80年代(夏期)の戦車科将校/兵 軍装 将校:制帽、常勤用シャツ&ネクタイ、1981年型夏期戦車服、長靴。 兵士:略帽、1981年型夏期戦車服、長靴。 戦車帽ではなく制帽や略帽姿で、戦車服の第1ボタンを外して下に着込んだ服をのぞかせているなど、少しくだけた日常業務の雰囲気を再現したキット。 1960年代から'80年代と設定しているが、(後述するが)'60年代というのは無理がある。 |
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2人が着ているのは1981年型(運用は'83年から)の戦車服。 色を黒にして、エポレット式の肩章を縫付式に調整してやれば1972年型になる。 よって正確には、素組みなら1983年以降、修正すれば'70年代後半以降の戦車兵として用いる事が出来る・・・ハズなのだが、以下の様な問題もある。 なんとも微妙なのが将校の肩章で、この服装ではあり得ない1960年代まで用いていた脱着式になっている(正確には兵科章が足りないのだが)。エポレットに古い脱着式肩章を着ける様なやり方があったのだろうか? ・・・たぶん、何かの間違いなんだろうな。戦後の軍装に関しては、あまり良い資料を集めていない様なので・・・TANK率いる原型師さん(ブレスキン氏?)。 勿体ないので、小星2つ(上級中尉)のモールドを消さないように、縦に入った尉官線のモールドを消してあげれば、エポレット式に直せる。 或いは、肩章の剣先部分とボタンのモールドをならして、肩章の端を襟下まで延長すれば、縫付式に直せる。 一工夫が大事。 (赤いお母さん) |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:1960年代から'90年代(冬期)のソ連戦車科将校 軍装:防寒帽、1973年型将校用防寒ジャケット、将校用常勤・野外ズボン、将校用ベルト、マップケース、手袋、長靴。 T-35202と対になったフィギュアキット。 1960年代から'90年代のソ連戦車兵と指揮官という組み合わせの冬版。 (夏版はT-35211/T-35212) |
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1960年代からとなっているが、着用している防寒ジャケットが1973年規定の物なので、'70年代中期以降として用いるのが正確だろう。 この防寒ジャケットを再現したフィギュアキットは少なく、ハンガリーのミニマンファクトリーのキット(参照)くらいしか見当たらない。 1988年規定で冬期アフガンカに取って代わられるが、ソ連崩壊後もしばらくは二線級、三線級の部隊で用いられていた。 大変に貴重なキットではあるのだが、残念な点が1つ。 防寒帽に付けられている帽章が、兵下士官用なのだ。戦場で視認性を下げる為に、兵下士官用の帽章を将校たちが着用する例はあるのだが、この軍装では考えにくい。 将校用帽章を自作するなり、適当なフィギュアキットから複製、もしくは削り取ってくる必要がある。 因みに肩章は上級中尉の物が再現されている。 (赤いお母さん) |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:1950年代から'80年代(冬期)のソ連戦車兵 軍装:1952年型戦車帽(ТШ-1)冬型、冬期戦車服、手袋、長靴。 機銃用弾薬ケース マカロフ拳銃、信号旗 A型ガスマスクポーチ T-35201と対になったフィギュアキット。 1960年代から'90年代のソ連戦車兵と指揮官という組み合わせの冬版。 (夏版はT-35211/T-35212) 何故かこのキットだけ「'50年代から」と表記されている・・・間違ってはいないが。 |
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1950年代から'60年代頃に着用例を見る事が出来る形式不明の冬期戦車服を着用した戦車搭乗員3人組のセット。 同じ様なキットとしては、ミニアートからインジェクションキット(参照)がリリースされているが、こちらは戦車帽がТШ-1と一世代古い物が再現されている。 この戦後マイク付き戦車帽の第一世代となったТШ-1を再現したキットは初めてではないだろうか。 ТШ-1は、1957年型ТШ-2と同じく、頭部のクッションが3条なので見間違われやすい。大きな違いは、ヘッドホンを囲む様に付いている側頭部のクッションの位置が違っている。 その側頭部のクッションは、ТШ-1/-2共に片側2条なのだが・・・このキットでは3条になっている・・・。3条目(最後部)は不要なので削ってしまうと良い。 またТШ-1は、顎のベルト(残念ながら再現されていない)の留具がフック式なのだが、このキットではТШ-2以降のバックル式になってしまっている。 (ТШ-1の作例) 3人の搭乗員がバラバラの装備をしているのは謎。 パッケージ写真の中央の搭乗員は車長なのだろうか、信号旗を入れた袋をたすき掛けにし、拳銃を携帯している。向かって右端の搭乗員は弾薬ケースを右手に持ち、左端の搭乗員はガスマスクポーチを肩からたすき掛けにしている。 ガスマスクは全員が携帯すべきだとは思うのだが。 因みに、搭乗員3名になるのは、T-64主力戦車以降。 色々と文句を付けている様だが、再現度は高いし、フィギュアとしての出来は相変わらず良い。 (赤いお母さん) |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:1970年代から'80年代(夏期)のソ連砲兵科将校/兵 軍装: 将校:鉄兜、1969年型木綿製将校用野外服、胸徽章(将校用特技章、高等軍学校卒業章、コムソモール章)、将校用ベルト、長靴。マカロフ拳銃ホルスター、双眼鏡、将校用マップケース、A型ガスマスクポーチ、通信旗。 砲手:鉄兜、1969年型兵下士官用常勤・野外服、胸徽章(兵下士官特技章、スポーツ章、コムソモール章)、兵下士官用ベルト、長靴。A型ガスマスクポーチ、AK-47/AKM用弾倉ポーチ、水筒、6Kh4型銃剣。AKM。 装弾手:鉄兜、1969年型兵下士官用常勤・野外服、胸徽章(コムソモール章)、兵下士官用ベルト、長靴。A型ガスマスクポーチ、AK-47/AKM用弾倉ポーチ、水筒、6Kh4型銃剣。AKM。 |
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T-35207と対になったフィギュアキット。 パッケージ写真を参考にすると、D-30 122mm榴弾砲の砲兵チームを想定していると思われる。こちらには指揮官の将校、砲手、装弾手の3体がセットされている。 貴重な1969年型野外軍装を再現した、TANKらしい非常に高品質な造型と、正確な考証のフィギュアキット。 将校は袖にカフスのある木綿製の野外服を着用している。 野外服の肩章にはそれぞれにモールドがあり、将校は縦線1本と小さな星2つの中尉、砲手は「СА」の文字にリボン2本の伍長、装弾手は文字だけの兵卒と作り分けられている。 将校野外服の襟章と兵科章、肩章と階級章の星は保護色で、縦線は兵科色(この場合は赤)。 砲兵の兵下士官常勤・野外服は、“1973年規定”では襟章と肩章は黒、襟章の兵科章・「СА」の文字・リボンは金色(文字とリボンは実際には黄色)。 注意が必要なのは、“1969年規定”では兵下士官の常勤・野外用肩章に「СА」の文字は無い。更に、“1988年規定”からは、常勤・野外服の襟章と肩章は服と共生地の保護色、兵科章も保護色、リボンは赤に変わり、文字は無い。 それぞれが被っている鉄兜として、戦前から続くタイプの外殻が用意されている。 1939年型(сш-39)、'40年型(сш-40)、'60年型(сш-60)は共通の外殻で、内部の構造が違う。着用時に違いが分かるのは、インナーを固定する為のリベットの位置。 キットではモールドが無い為、追加する際は場所に気をつける必要がある(сш-40の作例/сш-60の作例)。 惜しむべきは、同封されているAKMの銃床部分に溝がある事。これは弾薬の種類が変わったAK-74を、夜間、AK-47やAKMと取り違えない様にと彫られたものなので、埋めてやる必要がある。 (赤いお母さん) |
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タンク(ロシア)社製 インジェクションキット 1/35 設定:1970年代から'80年代(夏期)のソ連砲兵 軍装: 兵士A:鉄兜、1969年型兵下士官用常勤・野外服、胸徽章(コムソモール章)、兵下士官用ベルト、長靴。A型ガスマスクポーチ、AK-47/AKM用弾倉ポーチ、水筒、6Kh4型銃剣。AKM。 兵士B:鉄兜、1969年型兵下士官用常勤・野外服、胸徽章(兵下士官特技章、コムソモール章)、兵下士官用ベルト、長靴。A型ガスマスクポーチ、AK-47/AKM用弾倉ポーチ、水筒、6Kh4型銃剣。AKM。 122mm榴弾と砲弾ケース。 |
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T-35206と対になったフィギュアキット。 パッケージ写真を参考にすると、D-30 122mm榴弾砲の砲兵チームを想定していると思われる。こちらには次弾を用意する砲兵2名のセット。 貴重な1969年型野外軍装を再現した、TANKらしい非常に高品質な造型と、正確な考証のフィギュアキット。 両者の肩章には「СА」の文字だけで階級リボンが無いので、共に兵卒である事が分かる。 “1973年規定”では、砲兵の常勤・野外服の襟章と肩章は黒、襟章の兵科章と「СА」の文字は金色(文字は実際には黄色)。 注意が必要なのは、“1969年規定”では常勤・野外用肩章に「СА」の文字は無い。更に“1988年規定”からは、常勤・野外服の襟章と肩章は服と共生地の保護色、兵科章も保護色に変わり、文字は無い。 それぞれが被っている鉄兜として、戦前から続くタイプの外殻が用意されている。 1939年型(сш-39)、'40年型(сш-40)、'60年型(сш-60)は共通の外殻で、内部の構造が違う。着用時に違いが分かるのは、インナーを固定する為のリベットの位置。 キットではモールドが無い為、追加する際は場所に気をつける必要がある(сш-40の作例/сш-60の作例)。 惜しむべきは、同封されているAKMの銃床部分に溝がある事。これは弾薬の種類が変わったAK-74を、夜間、AK-47やAKMと取り違えない様にと彫られたものなので、埋めてやる必要がある。 (赤いお母さん) |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:1960年代から'90年代(夏期)のソ連戦車兵 軍装:1957年型戦車帽(ТШ-2)、1972年型夏期戦車服、長靴。 信号旗/マカロフ拳銃。機銃用弾薬ケース。 T-35211と対になったフィギュアキット。 1960年代から'90年代のソ連戦車兵と指揮官という組み合わせの夏版。 (冬版はT-35201/T-35202) |
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1960年代から'90年代のソ連戦車搭乗員を謳ったフィギュアキットだが、戦車服の形からして'70年代中期以降の再現に用いるのが正確。 パッケージ写真の向かって右端の搭乗員(砲手だろうか)は弾薬箱を左手に持ち、車長と思われる左端の兵士は信号旗を入れた袋をたすき掛けにし、拳銃を携帯している。 冬版と違い、こちらでは誰もガスマスクを携帯していない。 因みに、こちらのセットの指揮官にあたるT-35211のフィギュアは、何故か1970年以降は服装規定から外れる立ち襟のギムナスチョールカ(гимнастёрка)、股幅の広い乗馬型ズボン(шаровары)と前時代的軍装を身に着けており、このフィギュアセットとは合わない・・・だから買ってない。 (赤いお母さん) |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:1970年代から'90年代のソ連軍運転手 軍装:略帽/防寒帽、1969年型徴集兵用常勤・野外服、コムソモール章、兵下士官用ベルト、兵下士官用長靴。 |
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ジェリカンを運搬するソ連兵をフィギュア化したキット。 商品名では運転手としているが、特に限定した作りになっていないので、使い勝手は良いのでは無いだろうか。造型の出来も素晴らしい。 パッケージの有髪に略帽姿の物と、やはり有髪に防寒帽姿の物の2種類のヘッドが入っている。 防寒帽には、1973年服装規定から用いられた「花冠付きの星」の帽章がモールドされているのが嬉しい。 パッケージの見本写真では、肩章に階級章のリボンと「СА」の文字が在るが、モールドが施されていないので自分で描く必要がある。襟章には兵科章のモールドが在る。 1969年服装規定では、常勤・野外服の肩章と襟章は、兵科色の台座に、金色(リボンは実際には黄色)の兵科章と階級リボンが付く。 1973年服装規定では、上記に加えて、金色(実際は黄色)の「СА」の文字が、肩章の肩口に樹脂でプリントされる。 1988年服装規定では、肩章/襟章共に色付きの物は縫い付けず、服と同じ生地の保護色の肩章と襟章だけを用い、保護色の兵科章、赤い階級リボンを取り付ける。 そして1969年規定から'88年規定に至るまで、有事の軍装における縫付式肩章と襟章は、服と共生地の保護色の台座に、保護色の兵科章、赤い階級リボンとなる。 手間と設定を鑑みて、塗装を楽しめるというものであろう・・・。 (赤いお母さん) |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:1968年チェコ事件のソ連歩兵。 軍装A:1940年型鉄兜、'43年型常勤野外服(赤星勲章、ピオネール章)、兵用ベルト、AK74用弾倉ポーチ(!?)、水筒、A型ガスマスクポーチ、ポンチョ、長靴。 AKM、6Kh4型銃剣。 軍装B:1940年型鉄兜、'43年型常勤野外服(赤星勲章、ピオネール章)、サスペンダー、兵用ベルト、AK74用弾倉ポーチ(!?)、水筒、A型ガスマスクポーチ、長靴。 AKM、6Kh4型銃剣。 |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:1968年チェコ事件のソ連歩兵。 軍装A:1940年型鉄兜、'43年型常勤野外服、サスペンダー、ポンチョ、兵用ベルト、水筒、RPK用弾倉ポーチ、A型ガスマスクポーチ、長靴。 RPK、6Kh4型銃剣。 軍装B:1940年型鉄兜、'43年型常勤野外服、サスペンダー、ポンチョ、兵用ベルト、水筒、AK74用弾倉ポーチ(!?)、A型ガスマスクポーチ、長靴。 AKM、6kh4型銃剣。 |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:アフガン紛争の空挺軍偵察中隊員。 軍装A:三角巾、迷彩カバー(KLMK/KZS)、'87年A型・B型胸掛ポーチ、発煙筒、1.7L大型水筒、編上靴。 大型背嚢、寝袋、ポンチョ。AKS74(GP-25付)。 軍装B:アフガンカ帽(将校用帽章付)、迷彩カバー(KLMK/KZS)、'87年A型・B型胸掛ポーチ、発煙筒、編上靴。 大型背嚢、寝袋、ポンチョ。AKMS。 (胸掛ポーチの形は'87年型だが、留具が'88年型) |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:アフガン紛争の空挺軍偵察中隊員。 軍装A: アフガンカ帽、迷彩カバー(KLMK/KZS)、'87年A型胸掛ポーチ、発煙筒、兵用ベルト、スニーカー。 大型背嚢、'68年型鉄兜、寝袋、1.7L大型水筒。AKS74、RPG-18。 軍装B: アフガンカ帽、迷彩カバー(KLM/KZS)、胸掛ポーチ、発煙筒、兵用ベルト、スニーカー。 大型背嚢、'68年型鉄兜、背嚢、寝袋、1.7L大型水筒、防寒服。ドラグノフ狙撃銃。 (Aの胸掛ポーチが形は'87年型だが、留具が'88年型。Bの胸掛ポーチが改造品風) |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:アフガン紛争の空挺兵。 軍装A:パナーマ帽、アフガンカ、兵用ベルト、'87年A型胸掛ポーチ、発煙筒2種、編上靴。 RD-54空挺リュック、ポンチョ、RPG-18、AKS74。AGS-17(三脚)。 軍装B:アフガン帽、アフガンカ、兵用ベルト、'87年A型胸掛ポーチ、発煙筒2種、RD-54空挺リュック、ポンチョ、1.7L大型水筒、編上靴。 AKS74。 軍装C:アフガン帽、アフガンカ、兵用ベルト、'86年型防弾ベスト(6B5/Zh-86)、編上靴。 AKS74。AGS-17(銃身)。 |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:アフガン紛争の空挺兵とBMP搭乗員。 軍装A:パナーマ帽、アフガンカ、兵用ベルト、'87年A型胸掛ポーチ、発煙筒2種、医療バック、スニーカー。 AKS74。 軍装B:1964年型戦車帽(TSh-3)、迷彩カバー(KLM/KZS)、編上靴。 |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:アフガン紛争の空挺兵。 軍装A:アフガン帽、迷彩カバー(KZS)、'87年A型胸掛ポーチ、発煙筒2種、GP-25弾頭用ポーチ、スニーカー。 RD-54空挺リュック、RPG-18、ポンチョ、1.7L大型水筒x2、寝袋。AKS74(GP-25付)。 軍装B:アフガン帽、、'87年A型胸掛ポーチ、発煙筒2種、ドラグノフ狙撃銃用弾倉ポーチ、1.7L大型水筒、スニーカー。 大型背嚢、寝袋、1.7L大型水筒。ドラグノフ狙撃銃。 |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:アフガン紛争の空挺兵。 軍装A:パナーマ帽、アフガンカ、兵用ベルト、'86年型防弾ベスト(6B5/Zh-86)、編上靴。 弾薬箱。AKS74。 軍装B:パナーマ帽、迷彩カバー(KZS)、兵用ベルト、'87年A型胸掛ポーチ、発煙筒2種、編上靴。 弾薬箱。AKS74。 |
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タンク(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:アフガン紛争の空挺兵。 軍装A:アフガン帽、アフガンカ、兵用ベルト、’81年型防弾ベスト(6B2/Zh-81)、'87年A型胸掛ポーチ、発煙筒2種、編上靴。 大型背嚢、AKS74。 軍装B:アフガン帽、迷彩カバー(KZS)、'87年A型・B型胸掛ポーチ、発煙筒2種、スニーカー。 弾薬箱。RD-54空挺リュック(ポーチ無し)、ポンチョ、RPG-18。AKS74(GP-25付)。 |
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Soviet Soldier - Afghan War |
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トランペッター(中国) インジェクションキット 1/35 設定:アフガニスタン紛争のソ連兵 軍装: A/ТШ-3戦車帽、1972年型冬用戦車服、長靴。将校用マップケース。AK74U or AKMカービン。 B/スペッツナズ帽、山岳パーカー、夏用スペッツナズ服、チェストポーチ、運動靴。AK74 or AK-74S。 C/防寒帽、防寒服(後述)、兵用ベルト、1981年型防弾ベスト(6Б2/Ж-81)、ドラグノフ弾倉ポーチ、AKM用ボックスアートは線描のみになっていて兵科を特定していませんM59銃剣、長靴。ドラグノフ狙撃銃。 積極的に冷戦期のソ連AFVのキットをリリースするトランペッター社から、それらのキットに合わせられるフィギュアキットが出ました。 戦車帽を軟質プラスティックで作ったりと挑戦的な企画はあるものの、フィギュアとしてのクォリティが残念な事になっていたのですが、今回はなかなか頑張っているかと思います。 フィギュアはアフガニスタン紛争をテーマに、冬用軍装の戦車兵(A)、夏服のスペッツナズ(B)、冬用軍装の狙撃兵(C)の3体。AとCは、日本語版も出たオスプレイ社の『アフガニスタン紛争のソビエト軍』に掲載されたロン・ホルスタッド氏のイラストが元ネタです。(C)のイラストは、54mmのメタルフィギュアとしてアンドレア社からもリリースされていました。 その(C)のホルスタッド氏のイラストですが、左袖に空挺科の袖章が描かれており、キャプションにも空挺隊員とあります。フィギュアにもモールドが刻まれていますが、ボックスアートは線描のみになっていて兵科を特定していません。通常は野外服には着用しないワッペンなのですが。 またイラストに描かれた冬用野外服も正体が良く分からない服で、当時の不正確な情報故か、そういった物が実在したのかどうかは分かりません。キットのボックスアートやフィギュアはイラストとは若干差異があり、より1973年型将校用冬季野外服(作例)に近い物になっています(他の装具が兵隊用なのが問題ですが)。若干手を加えて、1984年型冬季アフガーンカに修正してやる方が良いかも知れません。 《赤いお母さん) |
Soviet Army Tank Crew in Afghanistan(1980 ERA)
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ヴァルキリー(韓国)社製 レジンキット 1/35 原型師:Gu Hee Jung 設定:1980年代アフガニスタンのソ連戦車兵 軍装:1964年型戦車帽(ТШ-3)、1972年型夏季戦車服、長靴。信号用手旗。AKS74U。 |
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1970年代~1990年代を通して目にされた姿にかかわらず、意外な程にキット化されていない'72年型夏季戦車服を着用したソ連兵のフィギュアキット。 古くはドラゴン(*01)やホーネット(*02)からフィギュアキットが出ていたが、考証の正確さや品質の面から、今となってはいささか残念な出来だし、ICMからリリースされたインジェクションキット(*03)は、考証や品質的には良いのだが、いかんせん汎用性の低いポーズがネックと成っている。 せっかく高品質のソ連/ロシア軍の戦車兵のフィギュアキットがロシアからリリースされても、何故だか汎用服のアフガーンカ姿で、'72年型戦車服をキチンと着用した姿は皆無だ。 その様な状況下で、各国の戦車兵を再現したシリーズの1つとして、韓国からこういったキットがリリースされたのは喜びである。 1980年代のアフガニスタンとしているが、前述した様に、1970年代~1990年代を通して、ソ連/旧ソ連圏諸国軍のAFV搭乗員として用いる事が出来る。 ただ、キットはキットは縫付式肩章を再現しており、これは1980年代に入ると順次エポレット式肩章に切り替わっていくので、時代や部隊によっては修正の必要がある。 また、塗装見本では、戦車服を保護色、胸章を黒で塗っているが、縫付式肩章であれば通常は共に黒である。服と胸章の生地の色が保護色の場合、肩章はエポレット式に更新されている。しかし管見の限りでは目にした事が無いが、アフガーンカの例を考えると、過渡期の製品には縫付式肩章で保護色の生地という物もあったのだろう。 なお、将校は肩章がエポレット式に変わった後も、縫付式肩章を用いているので、このキットのままで良いと思う。 (1972年型戦車服の詳細については、別記事を参照の事) (赤いお母さん) |
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ヴァーリンデン(ベルギー)社製 レジンキット 1/35 設定:1980年代の戦車部隊指揮官 |
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ヴァーリンデン(ベルギー)社製 レジンキット 1/35 設定:冷戦時代の戦車/APCクルー(将校と兵士) |
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ヴァーリンデン(ベルギー)社製 レジンキット 1/35 設定:冷戦期の自動車化射撃部隊の指揮官。 軍装:戦車帽、将校用野外外套、将校用ベルト、将校用マップケース、Г型/67年仕様ガスマスクケース、将校用長靴。 おそらくモデルはOsprey社『Inside the Soviet Army Today』p.50に掲載されている、1975年2月シベリア軍管区の演習におけるVitaly Akulov中尉(лейтенант)だと思われます。ここに同書の図I-2と、ソ連国防省の服装規定イラストを参考に加えているのでしょう。 それ故か、服装規定イラストに引っ張られた誤解もあります(例:前身頃のボタンの並びに沿った不要なモールドなど)。また大変出来の良い正面モールドに対して、背面は比較的雑な感じを受けるのも、装具にいくつか間違いがあったり、将校用外套にしては左前身頃の重なりが浅すぎるのも、図I-2を主に参考にしているからでしょう。 とても良くできたキットで、モールドもシャープですし、ボリュームも感じられます。ちょっと手直しをするだけで、ほぼストレートに組み立てられるキットです。ちなみに肩章もモールドが施されており、中尉(лейтенант)である事が分かります。 (作例) (赤いお母さん) |
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ゼブラノ(ロシア)社製 レジンキット 1/35 設定:冷戦時代のRPG-7射撃チーム 軍装:パナーマ帽(国境警備隊型)、1969年型常勤・野外服、兵用ベルト、マガジンポーチ類、水筒、長靴。 RPG-7、スチェッキン・マシンピストル。 |
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1:72などのミニスケールAFVキットを中心にリリースしているらしいガレージキットメーカーZebrano。色々と面白いフィギュアも出しているのだが、その中の一つ、「RPG-7 Crew」。 パッケージでは今ひとつ解像度が悪くて、そのクォリティの程が分からないなぁ・・・と思ったら、実際のクォリティも同程度の解像度でした。マスタークラブの余り上手じゃない方の原型師くらいの出来・・・なら充分じゃないか!(メーカーの写真) このスケールでは、空挺服や熱地服で用いる開襟型なのか、通常の詰襟型を開襟にしているのかは分からないが、いわゆる徴集兵用の1969年型常勤・野外服をモデライズしているのは、大変に珍しい。 またアゴにかけた紐のモールドが余計だが、国境警備隊型のパナーマ帽をモデライズしているのも、これまた大変に珍しい。 装備品の造形は、結構気を使っている様だが、AKのマガジンポーチやグレネードポーチの留具の形状が、まるで東独型の様に成っているのは謎。 1980年代には既にRPG-7は旧式化しており、アフガニスタン派遣軍などは用いていなかった様で、デザイナーとしては'70年代くらいか、あるいは二線級、三線級部隊の訓練風景をイメージしたのかな? (赤いお母さん) |
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ズベズダ(ロシア)社製 インジェクションキット 1/35 設定:アフガニスタン紛争のソヴィエト空挺部隊 |